写経のすすめ

近年、写経をする人が益々増えつつありますが、宗教的な目的だけではなく、集中心を養い、文字の上達、一時の精神的な安定を求める等、多様化しております。

また、筆は何故か疲れません、もしキーボードで般若心経を打ち込んだら、結構疲労します。ところが筆はそのような疲労は不思議にないのです。

たくさんの方が気楽に写経に親しめる様準備を致しましたので、是非お出かけ下さい。また、遠方の方は、郵送も致しておりますので、お気軽にお申し込み下さい。

◆写経の心得
経典は多くの方の労力によって伝えられた、尊いみ教えですので、粗末にならないように写経する為の作法があります。
 先  姿勢を正す
 次  合掌して心を落ち着かせる
 次  礼拝文を唱える
     南無帰依仏(なむきえぶつ)
     南無帰依法(なむきえほう)
     南無帰依僧(なむきえそう)
 次  写経を始める
これは略式なので、必ず行いましょう。
薄く書いてある文字の上を、なるべく毛筆で書写します。
写経はたくさん書くよりも、一点一画を丁寧に心を込めて書くことが大切です。
文字の上手、下手は問わず、又一度に書く量も問いません。
写経が終わりましたら、書き終えた日、お願い事、書写した方のお名前をお書きになり、次の要領で硯山長福寺にお納め下さい。

 奉納の方法
同封の奉納証(葉書)の表面に写経した方の住所・氏名を、裏面には写経行者欄に
お名前を書き、写経用紙と一緒に硯山長福寺にお納め下さい。
また、遠方の方は郵送にてお納め下さい。
納められた写経は硯山長福寺に永久奉安されます。
奉納証は、お加持して通算納経数を印した後に、ご返送いたします。
奉納証は大切に保管して下さい。

この写経によって皆様に功徳が授かりますようお念じ申し上げます。


写経コーナーについて

「壱万巻般若心経写経行」を始めました。
写経の功徳は、法華経に「経典を書写すれば、よく大願を成就す」とあり、他の経典にも同様に功徳が説かれています。当寺では多くの写経行者の集うお寺に成るべく、準備をいたしました。
本堂内には、椅子式の写経机もあります。当寺オリジナル写経用紙で是非写経をなさる事をお勧めいたします。道具は揃っておりますが、筆のみご用意ください。(無量壽の名入り写経筆一本500円もあります)

写経により、皆様に功徳が授かりますようお念じ申し上げます。
尚、当寺では、薄墨で書いてある上を毛筆にてなぞり書きする方法を致しております。また、写経の心得、納め方もご指導致します。

※写経をご希望の方は、お電話(0470-66-1736)で事前にお申し込みください。

  納経料 一巻1000円(写経用紙、納経証含む)

遠方の方、お出かけになれない方には、郵送での納経も受け付けております。
住所・氏名・巻数をお知らせ下さい。折り返し郵送致します。
電   話:0470-66-1736/フアックス:0470-66-1737

奉納された写経は、納経証にて何巻目に納されたかをお知らせいたします。


春弥生より『長福寺壱萬巻写経納経証』が新しくなります
今までの『納経証』同様 お旅立ちまで大切に保管して下さいませ
(2023年3月)

オリジナル硯(すずり)と筆の販売も行っております。
お持ち帰り頂いて奉納できる写経セットもご用意しております。

◆写経奉納(用具利用料込)  1,000円※長福寺で写経を行い奉納します。
◆写経郵送(写経用紙・奉納証)1,000円※ご自宅で写経を行い奉納します。
◆無量壽院名入りオリジナル筆  500円
◆オリジナル硯(すずり)   現在製作中。
オリジナル墨        2000円